北海道日帰り温泉の旅
平成26年5月6日
May 6, 2014
遠軽町上白滝 滝の上駅逓跡の碑
奥白滝開拓記念碑によれば、滝の上駅逓跡の碑から北見峠方向奥白滝地区にも出入りは多かったと 思われるものの戦後を含め通算百戸に及ぶ
入植者があったと記されています。現在は極めて僅かの建物が風雪に耐えた姿をとどめるだけで、 定住者は皆無となっています。
滝の上駅逓信跡
白滝村長 国本一敏書
碑文
滝の下駅逓は明治二十六年に設定が告示され当時の札幌月寒に居住していた長野県人中沢兼三郎が 駅逓取扱人として任命され
駅馬十頭の貸付を受けて同二十六年に開駅したが養子の中沢沢治が代理人として着任した 明治四 十五年三月風呂場からの失
火により駅舎を全焼〇〇地よりおよそニ、三キロ〇〇〇白滝よりの地に再建これよりさき明治四十 二年三月沢冶の死去により三男
の中沢〇平が跡を継ぎ同年五月八日駅逓取扱人となった大正十三年開催された全道駅逓取扱人会議 には滝の下駅逓の名がなく
白滝駅逓所となっているところから古い資料が皆無で年代的確証はないが〇〇〇は大正八年上湧別 村遠軽が分村し二級町村制
を施行〇に滝の上を白滝駅逓と名称変更したものと思われるこのようにしてこの駅逓もわずかな利 用者ながら旅行者にとっては適
当な憩いの場であったが昭和六年十月石北線の全通によって駅逓所廃止となった
遠軽町上白滝 滝の上駅逓跡の碑