平成24年8月5日
August 5, 2012
遠軽町丸瀬布 7号滝ノ下駅逓
七 号滝ノ下駅逓跡
明 治24年北見地方の警衛と開発のため旭川~網走間の中央道路が開削され、合わせて沿線に一 号~十二号官設駅逓が建設された。
入 植者や旅行者の便のため旅館と運送店を兼ねた施設である。
こ こは七号駅逓と呼ばれ、無人休泊所として利用に供されていたが、明治26年6月30日滝の下 駅逓として開業した。しかし通行宿泊者は
月 数人ていどという状態のため、隣駅まで五里という未開地に在って、自給自足を余儀なくされ苦 難に耐え忍んだのである。北見地方に駅逓
の 果たした役割は大きく、そのご苦労を偲びその貢献を讃えるため、ここに記念碑を建立するもの である。
歴 代取り扱人
明 治26年6月30日 佐藤 多七
同 27年5月 八木 愛之助
同 32年 中島 重次郎
同 36年4月 国沢 歴蔵
同 38年6月 気田 和三郎
大 正4年9月10日 塩田 覚治
昭 和2年4月30日 廃駅
平 成十年十月建立
七 号滝ノ下駅逓
開
設百年記念碑建設期成会
石北本線 上白 滝駅付近<滝の上駅逓跡>