北海道日帰り温泉の旅

 

 

 

平成25年10月6日

October 6, 2013

 

遠軽町野上 魚沼(野上)神社

野上神社の杜は開拓当時の面影を残しながら手を加えてきたもののようです。神社の前に公民館があ り、野上地域の中心となった場所だと思われます。

 

野上開拓記念碑

神社の隣の耕地は南瓜畑で、この時期は収穫の最中でした

 

 

 

建立の由来

野上の開拓は新潟県魚沼郡神立村出身で、六号野上駅逓取扱人の角谷政衛が、明治三十年十一月二 十四日十四万七千二十七坪の払い下げを受け

、隣接の駅逓附属地十二万七千八百九十坪と合わせ農場を創設したのが濫觴である。角谷農場は大 正五年以降昭和二十二年に至る迄順次開放され

たが、先人の労苦を讃え開拓九十周年を記念してこの碑を建立する。

昭和六十二年十一月吉日

野上自治会

在遠軽角谷家一同

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

馬頭尊

 

 

 

筆者は当麻町北星で地神碑とともに建立されているのを見かけましたが、北海道内では比較的珍し いもののように思います。庚申待には

「村中の人が集まって神々を祀り、その後囲炉裏を囲んで寝ずに酒盛りなどをして夜を明かした」 と記されていますから、信仰というより

、娯楽的要素が強かったのではないでしょうか。

筆者が芦別市の山間の地の神社で見かけた設立の記念碑には、入植者には神以外に頼るものがな かった。と記されていました。素直に入っ

てくる言葉でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


野上駅逓取扱人の角谷政衛の名は白滝村開拓の碑にも見 つけることができます。

 遠軽町旧白滝 白滝村開拓の碑(旧白滝開拓の碑)

遠軽町瀬戸瀬 東町 瀬戸瀬神社

当麻町北星で見か けた地神様と庚申塔






 


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