北海道日帰り温泉の旅
平成27年11月1日
November 1, 2015
美瑛町白金 白金模範牧場の早い冬
標高670mはさすがに冬の訪れが早く、町内の標高の高い地域の農地一帯を真っ白にした10月25日の降雪も総てが消えてしまったのに、ここだけは別世界です。
大正末期から昭和十四年にかけて一端開拓の鍬が下ろされ、昭和十四年三月全戸が同地を離れています。昭和四十三年から白金共同利用模範牧場として再び
脚光を浴びてきた同地ですが、このところの預託牛の減少などで平成二十七年美瑛町へ移譲されて いるようです。難しい局面を迎えているのでしょう。
現在美瑛町内で最も標高の高い畑作地は上俵真布の500m地点と思われます。次いで上宇莫別藤 山の450m地点。俵真布も400mから430m。戦後開拓で困難
を強いられたと言われる五稜でもせいぜい350から360mです。標高だけで農業の適否は決め られませんが、標高670mは別次元と思われます。
次の二枚の写真は牧場と隣り合う白金ゴルフクラブのコースの様子です。こちらは今春から休止し ています。
美瑛町現白金模範 牧場放牧地内 置杵牛小学校所属美望ケ原特別教授場跡