北海道日帰り温泉の旅
平成27年10月11日
October 11, 2015
美瑛町五稜 美瑛町で初めて目にした良くお手入れされたリンゴ
戦前、戦後、美瑛町ではリンゴ栽培が注目を集めかなりの面積で作付けされた歴史があるようです。それではその痕跡を探そうとあちこち走り回って
みたのですが、リンゴの防風林として植えられたサクランボが一部に残っているほかは全くの不発。今回五稜で見かけたリンゴは筆者の見かけた町内
随一の立派なものでしたが、先日の台風崩れの低気圧による暴風で罹災した模様です。
現在も販売用にリンゴの作付けをしている旭川市神居町神居古潭の農家の方にお聞きしたところでは、冬季の寒冷が厳しい地帯では樹木に寒冷期
にできたヒビから腐乱病が広がること、収穫期以外にも多くの労働力を必要とし他の作物との兼ね合いが難しいことなど、幾つかの不利な条件を指摘
していました。また品質的も高級化が求められ、後進地帯での技術が追いつかなかった面もあると思います。
それでは、撤去されなかったリンゴの樹はどうなったのだろうとも考えたのですが、「この地域ではそれなりに管理されない樹木は枯死してしまうので
はないか」とのことです。
美瑛町新星 美瑛町内では姿を消してしまったリンゴか・・・・・