北海道日帰り温泉の旅
平成28年5月8日
May 8, 2016
美瑛町美馬牛 農村公園美馬牛の森の春の山野草
美馬牛小学校前の小さな林が今回の目的地です。広い駐車場とトイレが設けられていますが、公園内の殆どは自然の姿をそのまま残しています。
道路を挟んで向い側が美馬牛小学校です。
この時期美瑛町中心部のエゾヤマザクラは満開となっていましたが、やや標高の高いこの地ではあと数日待たねばならないようです。
園内で見られたのは、エンレイソウ、ミズバショウ、エゾノエンゴサクでした。規模から考えるとミズバショウの群生地ということになるでしょう。
公園とは別ですが、小学校側にはスズランの保護されている場所も作られているようですが、この時期には花は見られません。
ミズバショウ
筆者の子供の頃は「蛇の枕」と呼んで良いイメージは無かったように思いますが、自然の乏しくなった現代では清楚な感じに映ります。昔は役に立たない
湿地に育つこれまた何の価値もない薄気味悪い存在くらいに思えたのでしょう。
エゾノエンゴサク
ケシ科の植物ですが、地上部分は山菜として利用されることもあるとか。アイヌの人々は塊茎も食料として利用したとのことです。
最も筆者の周辺で山菜として利用した経験のある人は皆無でした、一般的ではありません。