北海道日帰り温泉の旅
平成28年10月2日
October 2, 2016
美瑛町横牛堀の沢 ヤブマメの種子
マメ科
ヤブマメ
ヤブマメの種子はアイヌの人々にとって貴重な食料の一つだったとのことで、採取してみましたが、とても食料とするほどの量を確保できそうに
ありません。良く調べてみるとどうやら、サイズの大きな地中果実を利用していたようです。今回はショベルの持参もしていなかったので、
根を引き抜いてみましたが、収穫ゼロでした。次回は小さなショベルで挑戦し報告したいと考えています。
翌週同地点で地中果実を掘って見ましたが、数個確認したものの、土砂と混じった数少ない種子を鑑別するのはとても困難でしかもやたらと効率
の悪い作業で、小雨の中の作業だったこともあり極短時間の試みで断念に至りました。
アイヌの人々が食用とした「つちまめ」「アハ」はヤブマメの種子でも、地中果実であったようで、私達が豆として認識しているこちらの種子は
食用にならなかったようです。それでもヤブマメもかつては林縁を覆いつくすほどの繁茂をしていたそうですから、春早い時期にポイント
を知り、熟練した収穫作業をするならある程度の収量は得られたのでしょう。
一般的には「つちまめ」はジャガイモ、落花生を指すとのことです。