北海道日帰り温泉の旅
平成28年6月12日
June 12, 2016
美瑛町福美沢 福美沢神社にスズランを探す再挑戦
先週の訪問では、スズランの花は確認できず、二週続けての スズラン探しとなりました。町内で、スズランの自生地は農地の開発に伴い
ほぼ皆無の状態と思われます。もし、自生地として残されて いるとすれば、この地のほかは無いとの思いは的中。可憐なスズランの花を
確認できました。
ユリ科
スズラン
ムラサキ科
ヒレハリソウ
栄養価が高く、糖尿病や高血圧などによいとされ昭和40年 代一大ブームとなっていた英名のコンフリーです。その後肝毒性のあることが
分かり、厚生労働省から摂取を控えるよう注意喚起がなされ ています。
地元美瑛町福美沢在住の佐渡さんにお聞きしたところでは境内のスズランも自然に残っていたものではな
く、後に移植して昔の姿を残しているものだそうです。この地はもともとは陸軍演習場で、戦後に
多くの開拓民を受け入れた地域です。未経験の者た
ちだけでは開拓も困難だろうと、もともと農業経験のあるものには指導者的役割を担わせ全体のレベルアップを図ったそうです。
佐渡さんもそんな一人だったのでしょう。大型機械と広い農地の時代になった現在でも、食用ユリやサクランボの栽培を続けているのは、
農業への深い思い入れなんでしょうね。
美瑛町新区画 美瑛ウェディングビルケ向かい スズランの圃育場