北海道日帰り温泉の旅

 

 

 

平成27年11月1日

November 1, 2015

 

美瑛町中町公園 蒸気機関車9600型49600号

 

保存の経過


 昭和五十年七月に老人クラブを主体とした、美瑛町蒸気機関車誘致期成会が結成され、町ならびに国鉄当局に要請するとともに、費用

は町民有志各位の五五七万六千円に及ぶ、寄付を仰ぎ、一部を町が負担して、昭和五十年九月十五日敬老の日に設置した。


  美瑛町



   私の一生


  私、愛称「キュウロク」は、大正九年三月川崎造船所で産声をあげました。


  大正二年に初の国産SL第一号が生まれ、大正十五年までに七七○台も誕生した古いテンダ

型蒸気機関車で、私はその四○一番目です。 からだは機関車と炭水車に分かれていて、体重は

約七○トンで水と石炭を積むと約九○トンにもなります、 長さは約一六、八メートル、幅二、六

メートル、高さは一番高いところで約三、八メートル、力は八七○馬力で客車は一○輌、貨車で

は三○輌貨物七○○トンも乗せて引っぱる力持ちです。


 私の型はD五一、C五七などにくらべるとスマートではありませんが、蒸気機関車の原型と言われ、力強く、運転しやすく雪に強い優秀な性能で、仲間達は国産車として

最初から最後まで全国の鉄道を走りました。


  私は世に出ていらい五五年と三月の間に地球を六八周、また月と地球の間を四、五往復もできる

くらい走り続け、まだまだ働きたいのだが新進気鋭のDL,EL、に後を譲り昭和五十年六

、月に名誉ある引退をした。


  私はあやうく廃車解体となるところであったが、美瑛町の要請により昭和五十年九月からこの

公園に安置され、

大雪の秀峰に見護られ平和で健康で毎日を送っている。


  私はしみじみ感謝をしている。


 老人クラブが主体となつた期成会の県命な働きに対して。


 惜しみなく費用を拠せられた町民各位の厚情にたいして。


 そしてすべての町民が注いで下さる暖かいまなざしに対して。



(解説より)

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

町立病院と中町公園は道路を挟んで隣り合っています。

 

 

美瑛町 町民センターの「花と樹と」像

美瑛町東小学校 早坂正吉氏寄贈のブロンズ像「ぼくもいれて」と「希望」

美瑛町 美沢小学校の「みどりに立つ」像

美瑛町なかよし公園 「仲よく」の像

美瑛町丸山公園 ライオンズクラブ寄贈の像「輪を拡げ」

 

美瑛町 美瑛小学校の二宮尊徳像

美瑛町置杵牛 旧置杵牛小学校の二宮尊徳像

美瑛町 旧俵真布小学校の二宮尊徳像

美瑛町 旧宇莫別小学校の二宮尊徳像

美瑛町美沢 美聖小学校に置かれていた陶製二宮尊徳像

美瑛町中町 美瑛町農協の二宮尊徳像

 

美瑛町北瑛 美瑛町前々町長安藤友之輔像

美瑛町北瑛 安藤市兵衛像

美瑛町白金白金観光センター案内所前 鴻上覚一翁像

 

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