北海道日帰り温泉の旅
平成27年9月27日
September 27, 2015
美瑛町北瑛 セブンスターの木
今回はセブンスターの木について考察してみました。何故ここに一本の木が残されているか不思議といえば不思議です。地元の人の話によれば、
元々は道標の木として残されたもののようです。旭川から美瑛に至る道としては当初美瑛町の最も旭川寄りの旭農場(現在の旭地区)から北瑛を
抜けるコースが一般的で、言わばメインストリートの道標であった訳です。
樹種は柏で、北瑛神社付近が「かしわ公園」と名付けられ柏の巨木が生い茂っていますから、一帯には多く見られる樹木だったのでしょう。さて、
それではアイヌの人々が越冬用食料として大切にしたと言う柏のどんぐりについては「、食料として採取したことはないけれど、子供が学校帰りに
拾い集めストーブの上で焼いておやつにした。」とのことです。渋みがありますので、そのままでは美味しいおやつとは言えないでしょうが、幾分か
空腹を紛らわすことができたでしょう。
駐車場後方に見えるこんもりとした木立の中が、現在の北瑛第三の産牛馬神社です。