北海道日帰り温泉の旅
平成27年9月21日
September 21, 2015
国道242号線生田原ー遠軽間の道路並木はなんと栃の樹だった
街路樹として、セイヨウトチノキ(マロニエ)との交雑種が広く用いられたとのことですから、これらの樹木
も街路樹として大量生産された苗木が実は余って、「それではこの地で試してみようか」と植えられたもので
はと思ったりしました。元々栃の木がこの地に自生していたものでもないでしょうし、フランスのシャンゼリ
ゼ通りを模して植えられたとも考えられず、疑いは深まります。
真剣に取り組んだ方が居られましたら、ごめんなさい。
栃の実は縄文時代から重要な食料資源であり、稲作が定着して後も稲作不可の山村では重要な食料資源として、
更に救荒食物として大切にされた樹木であったとのことですが、自生は北海道南部までとされており、「アイヌ
と植物」旭川叢書にも栃の実が利用された記載はありません。稀にも自生木は見られなかったのではないでしょ
うか。
果実は栃そのものですが、やや小ぶりで実入りは悪いように思われます。
美瑛町沼崎から置杵牛への農道沿い 山中にすももがたわわに稔る