北海道日帰り温泉の旅
平成27年9月13日
September 13, 2015
美瑛町横牛 オオウバユリ
オオウバユリの鱗茎はアイヌの人々にとって最も重要な越冬 用食料で、しかも味はとても美味とのことですが、北海道開拓に入った和人が利用した記録
は目にしません。本州の山地に分け入って困難な開拓を行っ た人々が、食料化できるあらゆる素材を利用したのに比べややお粗末と思ったりします。
地元風土に熟達した人々が必死の思いで自らの生きる場所を 求めたのに対して、北海道開拓民の多くは小作としての入植が多く、農場を渡り歩くよ
うな人も多かったと言うことですから、骨を埋める気概はや や薄かったのかも知れません。
美瑛町沼崎か ら置杵牛への農道沿い 山中にすももがたわわに稔る