北海道日帰り温泉の旅

 

 

 

平成27年9月6日

September 6, 2015

 

美瑛町置杵牛 ミズナラのどんぐり

 

北海道内ではアイヌの人々が食料として利用したとのことですが、山野に分け入った開拓民に利用された記述は見当たりません。戦中、食糧事情

切迫の折食料化が真剣に検討されたそうですが、実現前に敗戦となったということでしょうか。ササの実などは冷害の年重要な食料となったそうで

すから、大量に確保できるにもかかわらず利用されなかったのは、やはり「不味い」「渋抜きが大変」だからでしょうか。

 

 

 

 

明治三十一年現在の旭川市東旭川ペーパンに入植した開拓民はうち続く災害にあって、「笹の実で窮状を脱す」と拓きし路の碑にはありました。

たまたま数十年に一度と言われている笹の開花結実に当たったこともあるでしょうが、救荒食料としてもどんぐりのほうが不味いのでしょう。

美瑛町北瑛 北瑛神社のミズナラの巨木

旭川市東旭川米原 北海道農民組合運動発祥地の碑 拓きし路の碑 拓魂を継ぐの碑 

 

東神楽町栄岡 オニグルミ

美瑛町沼崎から置杵牛への農道沿い 山中にすももがたわわに稔る

美瑛町置杵牛 さるなし(コクワ)

美瑛町置杵牛 ヤマブドウ

美瑛町置杵牛 ミズナラのどんぐり

 

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