北海道日帰り温泉の旅

 

 

 

平成26年10月5日

October 5, 2014

 

上富良野町東中 かみふらのラベンダー発祥の地の記念碑

 

現在の東中にラベンダー園は見受けられませんが、上富良野 町のラベンダー発祥はこの地だったようです。

碑文によれば昭和22年から昭和52年まで香料原料として の作付けがあったことになります。意外に短い栽

培の歴史でした。

 

 

ラベンダーの由来

ラベンダーは、フランス原産のシソ科の多年生小潅木で古く から地中海沿岸で香料作物として栽培されている。

昭和12年に日本各地で試験栽培が行われた結果、北海道が 最も適していることがわかり、昭和15年から本

格的な栽培が始まった。

上富良野町には、昭和22年に東中在住の上田美一、太田晋 太郎、岩崎久ニ男等が曽田香料株式会社札幌

工場と委託栽培契約を結び栽培されたのが始まりで、富良野 地方で初めてラベンダーの根が下ろされたので

ある。

昭和26年には東中を始め、町の数箇所に蒸留工場が設置さ れ生産地として最盛期には85ha、全国の85

%が生産された。

その後輸入品の増加等の影響を受け栽培面積は昭和45年を ピークに減反の一途をたどり、昭和52年には

香料原料としての買い付けは中止となった。

しかし、丘一面を紫色に染めるラベンダーを愛する人々の手 によって栽培が継続されていたことが踏み台と

なり、昭和50年頃から観光面でラベンダーの知名度が高ま り始め、新たな観光作物としての道が拓かれた。

昭和56年には「町花」に認定され町民に親しまれている。

ラベンダーは、北海道の初夏を代表する花として、この東中 から第二の道を踏み出したのです。

 

 

 

 

 

東中第二の一会館

 

 

 

会館裏手は東中金 刀比羅神社跡です。

 

 

 

 

 

昭和54年「創祀 七十周年を記念社標を建立し奉納」とありますが、現在は跡となっています。

 

 

 

昭和五年十月十日

玉島傳七

 

 

 

 

 

旧参道のようで す。

 

 

 

上富良野町東 中 東中神社に保存されている奉安殿

上富良野町 東中 弘照寺境内地の馬頭観世音堂と庚申堂

上富良野町 東中 明治三十九年建立の山神と太子堂

上富良野町 東中 かみふらのラベンダー発祥の地の記念碑

 

 

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