北海道日帰り温泉の旅
平成26年10月5日
October 5, 2014
上富良野町東中 弘照寺境内地の馬頭観世音堂と庚申堂
現在の上富良野町内には中心部とこの東中を除い て、商店ほかの市街地を形成する集落は見当たりません。
東中は上富良野町の中で大きな勢力を誇った地域で あろうと思われます。多くの文化財が密かに眠る集落
です。
富良野沿線四国八十八ケ所現深山峠新四国八十八ケ所霊場の発願者の一人がこの弘照寺の開基住職です。
開拓期の宗教人は恐らく開拓民の大きな支えのもと行動的 だったようです。
馬頭観世音菩薩
馬頭観世音菩薩
明治三十五年十月吉祥
斡旋人松原勝蔵、真野喜市
上 富良野町で最古の馬頭観世音碑とされています。上富良野町 紀元二千六百年記念馬魂碑 にも馬事功労者として松原勝蔵の名が刻まれていました。
上富良野町深山峠 深山峠新四国八十八 ケ所霊場に置かれている馬頭観世音も明治の建立 と記載されています。
庚申堂
本尊は青面金剛、申の三猿、邪鬼、などが彫り込まれていま す。近在の庚申塔では見かけたことの無い豪華な姿に感動です。
第八番第十番千手観世音菩薩堂
庚申堂の脇にはなにやら不思議な石碑がありましたが、解明 できませんでした。
石碑の周囲に散らばっていた石にも文字が刻まれていました が、解読は困難でした。