北海道日帰り温泉の旅
平成25年8月4日
August 4, 2013
上川町層雲峡 大函
かつて観光客の多くが立ち寄った大函ですが、現在は売店も撤去され、使用されなくなった鉄の橋とトンネルが独特の雰囲気を醸しています、
大函
今から3万年前、かつて大雪山のお鉢平にあった中央火山が巨大噴火を起こしました。
この噴火で発生した火砕流や熱雲による堆積物は、冷え固まる過程で体積を収縮させ四角形や六称形となりました。これが柱状節理と呼ばれる
現象で、地質的には溶結凝灰岩と呼ばれています。
当時の層雲峡一帯はこれらの堆積物に覆われていましたが、その後一万年以上もかかって石狩川の浸食をうけるなかてで、今の大函の景観が
作り出されていきました。