北海道日帰り温泉の旅
平成26年9月15日
September 15, 2014
旭川市神居町神岡 神居神社に石碑を訪ねる
拝殿に向かって左手に大きな記念碑があり、「墾田碑」となっています。
神居町水田開発の沿革が記録されています。
神居用水組合が昭和三年九月に建立しています。
上楽梅次郎の名は墾田の碑建設委員の欄にもあります。
「明治三十七八年戦役記念碑」とあります。勿論日露戦争の紀念碑ですが、出征者名などは記載がありません。
並び建つのは「皇太子殿下行啓記念」碑で神居村在郷軍人分会の建立です。
神居神社沿革で興味を惹かれるのは、明治二十七年創立時の住所が「神居町美瑛町三丁目」となっているところです。
現在の神居神社遥拝所の地域であろうと思われますが、美瑛町だったようです。
皇太子殿下行啓記念碑は二基あって、こちらは神居青年団の建立です。
ちなみに。雨紛神社で見かけた碑には「神居村雨紛青年団」とあり、昭和四年とこの碑の建立と遠くない時期ですから、
青年団は神居青年団、雨紛青年団の二つが並びたっていたのでしょう。雨紛と神居両地区のプライドをかけた駆け引き
に注目してみるのも面白いかも知れません。
大きく歴史のある灯篭のようですが、由来を示す文字が削り取られていました。
不都合な何かが起きたのでしょうか。