北海道日帰り温泉の旅
平成26年9月14日
September 14, 2014
美瑛町二股共栄の祠再訪。山神様ほか
「平成17年国勢調査 町丁・字等別男女別人口及び世帯数」によれば、二股全体で、18戸56人と記載されている小さな集落ですが、大正
9年綿羊牧場開設から始まり、大正15年の十勝岳爆発の罹災者43戸の入植、昭和6年には福島団体70戸、昭和7年宮城団体23戸更に
戦後山形団体また各地から引揚者の入植と続き大所帯となっていた時期もあるようです。
二股共栄の集落の高砂会館裏手の丘にある祠はこれまでも気にかかる存在でしたが、個人所有地で参道もありませんので、現地確認を遠慮
していましたが、今回周囲の下草が払われ、耕地を通過せず到達できる状況でしたので、初めてのご対面となりました。
右端の山神様と左端の地神そしてお稲荷さん、ともう一基が並び建立されています。元々この地にあったものとすれば馬頭観音でしょうか。
山神様の碑は美瑛町では比較的珍しく、筆者がこれまで目にしたのは、水上の地神宮にあったものと、北瑛明治神社境内のニ個所です。
美瑛町 昭和6年福島から集団移住開拓の行われた二股地区
旧二股小学校 中学校