北海道日帰り温泉の旅
平成26年8月13日
August 13, 2014
芦別市常磐町 馬頭観世音堂となっている奉安殿
明治29年班渓簡易教育所として創立された現在の芦別市立常磐小学校奉安殿であったものを移設したものと思われます。
馬頭観世音堂と並び建立されている聖徳太子堂です。
聖徳太子堂遷座の由来
居間から百八年前の明治二十七年 富山県人吉田五右衛門は 天をも覆う原生林のこの地に入植し 厳寒と飢餓と闘いながら開墾事業を進めたその
支えは 神仏でありその加護を信ずることが唯一のもので 疑いを容れる余地は残されていなかった この聖徳太子像は 同人の出身地である同県石
堂町の名石工が製作したものを開拓の守護神として 信仰心の篤い同人が捧持したものである 太子堂は 多くの同志の協賛を得て建立され 今日まで
欠かすことなく祭りが行われ護持されてきたものである
平成十一年来の道路付け替えに伴い この地に御堂を移し改修したものである
再びこちらは馬頭観世音堂となっている奉安殿の内部です。内部が板張りで木製の内扉が設けられていたようですが、現在は外され内部に立てかけ
られた状態で保存されています。
最も特徴的なのは、ダイヤル式の鍵です。これまで幾つかの奉安殿を見てきましたが、初めての例でした。金庫式奉安庫の進化?した様式でしょうか。