北海道日帰り温泉の旅
平成25年12月8日
December 8, 2013
美瑛町朗根内
美瑛町朗根内地区についてはこれまでも神社、記念碑などを紹介していますが、明治四十一年以降の御料地貸下げによって開拓の始められた地域です。
大規模な農場として開拓の鍬が下ろされた美瑛町内の多くの地域とはまた違った文化が根付いているように思われます
朗根内集落から辺別川上流を望んだところです。朗根内地区の更に上流には俵真布集落がありますが、さすがに水田地帯は朗根内集落で終わっており、俵真布の更に上流部の上俵真布集落は
一端開拓が進み繁栄を見せた時代もあったようですが廃村化し、戦後再び緊急入植がなされましたが、集団離農で再び廃村化の歴史を歩んでいます
朗根内神社から見た朗根内集落です。かつては小中学校、商店、飲食店、郵便局、病院などの機能があり、かなり充実した集落であったようです。現在は
往時のような賑わいは見られませんが、美瑛町の中で一つの文化を築いた伝統と誇りは健在のようです
朗根内の明徳小学校は明治三十四年、横牛部落教育所として開設したのに始まるとのことですが、立地を巡って横牛、朗根内の綱引き激しく、校名は明徳
と地域名でも美瑛の一文字を取ったものでもない命名となったようです。後に設置される俵真布、上俵真布、忠別の特別教授場はいずれも明徳小学校所属
として開校しています