北海道日帰り温泉の旅

 

 

 

 

平成25年10月6日

October 6, 2013

 

遠軽町下白滝 村名白滝発祥の地の碑

 

支湧別稲庭団体団長のお孫さんと言う方から、「村名白滝発祥の地」から下ったところに水神さま が祀られていると聞き、それではと現地直行するも

「村名白滝発祥の地」からの細い道は危険の為立ち入り禁止となっていて、目的地へは一般道は整 備されていない模様で探索を断念。

「白滝在住の合気道家 久保田による合気道ゆかりの地 白滝紹介ページ」には「大正2年春造材の流送の安泰を願って建てられた。」との記載

がありますので、湧別川のほとりに建立されてい たものと思われますが、下白滝地区自体駅周辺二キロの人口四名と「全国駅データーベース」にあり

、維持管理は容易ではないでしょう


 

 

村名"白滝"発祥の地の碑

 

 

白滝ジオサイト

白滝発祥の地

1946年に開村した旧白滝村の村名は、当地にある滝が飛び散る水しぶきで滝つぼや岩肌が白く かすんて見えることから"白滝"と呼ばれ、人々が付近一帯を

白滝と称していたことから名付けられました。この滝の下流側には取水ダムがあるため、水量が調 節されており、ダム下流では勇別川の河床をよく観察する

ことができます。この河床に広く分布している岩石は溶結性凝灰岩と呼ばれ、火山の噴出にとも なって流れ出た高温の火山灰や火砕流がこの地を覆い、熱の

ために溶けたガラス粒子を固め、自重で固まることでできたかたい岩石です。

 

 

 

村名"白滝"発祥の地

平成六年十月 白滝村長 梶田孝一書

 

 

 

村名"白滝"発祥の地

由来

勇別川の上流下白滝駅より五〇〇メートルの地点に滝がある。河床は巨大な岩石が露呈する程、地 形まことにけわしく、そのため流水ことごとく飛瀑状となり水しぶき

八方に飛散岩肌もかすんて見える壮絶快絶そのものであった。悪路にあえぎ乍らやっとの思いで通 行する人々の心をして一服の清涼剤ともいうべき景勝で、誰いうこと

もなくこの付近一帯を"白滝""白滝"といわれるようになった。

大正十一年八月二十二日より二十五日まで降り続いた雨は時として豪雨になり全道的に非常な災害 をもたらしたと報じられているが本村域内においても湧別川、支

勇別川の一部が氾濫しかなりの被害があったが、この洪水により景勝白滝も変容してしまい昔の威 容は減じたものの昭和二十一年開村の際村名としたものである。

 

 

 

碑の両側の大きな石は黒曜石でした。また、敷き詰められている砂利も黒曜石で、高規格道路が開 通する以前は毎年補充を要するほど持ち去られたと地元

の方が話しておられました。白滝には巨大な黒曜石の石などもあるようで、旧石器時代後期の白滝 は一大鉱業地だったのでしょう

大きな石は溶結性凝灰岩の成り立ちを良く表しています

 

 

 

 

 

水しぶきのあがっている場所が白滝発祥の地の滝跡でしょうか。大洪水で壊れた以外にも、木材の 流送、魚を採るためのダイナマイトで壊れたなどの話

もありますが、開拓当時は現在とは比べ物にならない豊かな水量もあったでしょうし、魚影も濃 かったと思われますのでうなづける気もします

 

 

 

「村名白滝発祥の地」の碑のある場所から上流を望んだところです。鉄道は河川に沿い、国道はや や高い場所を走っています。

当時この地が難所であったことが分かります

 

 

 

その後判明し た遠軽町下白滝 水神神社





 


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