北海道日帰り温泉の旅
平成25年10月6日
October 6, 2013
遠軽町白滝上支湧別 牛馬頭観世音碑
な ぜかこれまでの白滝探訪では上支湧別以外の地で「馬頭観世音碑」を目にしたことがありませ ん。「地神碑」も白滝で目にしない碑です。
北 見地方特有と言う訳ではなく、お隣丸瀬布では筆者の住む上川同様、開拓と併行して数多く建立 されています。
と
もあれ、上支湧別の馬頭観世音碑は周囲を木立に囲まれ、とても大切に扱われている様子でした
馬が主役の座を去り、数頭の牛が主役となって、個体管理の時代から群管理の発想に
切り替わりさらに農家戸数が減少しともに祀る同志が減少
する中で多くの地で馬頭観音は隅に追いやられているのが実情です。それでも馬頭観音碑の存在だけ
で、この一帯の歴史の多くを瞬時に伝えて
くれる大きな力があるように思います。筆者幼少のとき、馬を手放す父が家族に隠れて泣いて
いたのを思い出しました。
牛 馬頭観世音
建 立は大正十四年八月十七日
牛 馬頭観世音と彫り込まれています。文字の配置から考えて牛の一文字は後に加えられたものでは ないかと推察します。
酪 農が盛んになってきて、牛さんが可愛そうになったのでしょうか
遠軽町白滝支湧別 支湧別神社跡
遠軽町白滝
支湧別 稲庭団体碑