北海道日帰り温泉の旅
平成25年9 月15日
September 15, 2013
遠軽町丸瀬布 上武利 武利街道の道標
上武利集落から更に武利川上流に進むと大きな酪農家が一軒
あるほか定住する人家は無く間もなく林道に入ってきます。道道1070号線両側の耕地はデントコーン畑と
草地以外の作付けは見られません。形を残している無人と なった農家家屋も数軒あって、かつては上武利の奥地にまで開拓が進んでいたことが分かります
林道分岐部に武利街道の道標が建てられています、
昨年からは林道は一般車両は通行不可のようです
北見市留辺蘂町厚 和で国道39号線に出ますが、24キロと標示されています 、留辺蘂町厚和の澤も戦後開拓が進んでいましたが、
現在畜産関係の会 社があるだけで、ほぼ全ての農家はこの地を離れ廃村化した地域となっています
旭川在住の鈴木栄治さんにお話しを聞くことができ ました。この道路の先、山を越えると留辺蘂町厚和に入ります。山間の農村集落がありましたが、
現在はすっかり自然に還っています。鈴木栄治さん
はこの地で農業と冬山造材で生計を立てていましたが、このままでは子供の教育もままならな
いと炭鉱労働者に転身、定年後に旭川市にやってき
ました。昭和20年代無加川の支流ケショマップ川沿いに森林鉄道が敷かれ、十数戸の農家が
イモ、ハッカ、豆類、麦などの作付けを行っていたそうです。国道沿いに小中学校があり、神社、農協支所などが一応の
集落を形成
していたとのことです。