北海道日帰り温泉の旅

 

 

 

 

平成25 年8月25日

August 25, 2013

 

美瑛町旭  旭神社

 

兵庫県赤穂の人小林直三郎らが資本金50,000円の合資 会社を設立、当時辺別太と呼ばれていたこの地に土地貸下げの許可を得て入植したのが明治27年9月16日

明治41年乳牛87頭となり牧場経営は一応の成功をおさめ るも、大正二年の大凶作、大正四年の大洪水で氏は旭農場の経営から離れる。 これが美瑛町発祥とのこと。

旧旭小学校と旭農場開放の彰徳碑のある地点正面を真っ直ぐ に進んだ丘に旭神社はあります


場主小林直三郎明治33年開拓鎮護の神として天照皇大神を祭る。開場記 念日の9月15日が祭日。と美瑛町郷土資料保存会の「祭りと祈り」にあります。
2021.07.09


 

旧美瑛町立旭小学校

明治33年4月には美沢に第一簡易教育所が開かれ、一年後 の明治34年2月旭農場簡易教育所が設置されています。

平成21年3月31日休校。現在公民館として使用されてい るようです。

 

 

 

旧旭小学校前の道を直進し突き当たりに第一鳥居があり、頂 に第二鳥居が設けられています。

ミニ都市計画のような神社配置です

 

 

 

 

 

第一鳥居は丘の下に建てられていますが、急峻な坂で神社へ の参道にはなりません。迂回路で神社に達することが可能ですが、こちらも雨水などでかなり

危険な個所も多く車両での参拝は避けられるのが賢明です。 徒歩ですと30分程度の所要時間と思われます。

 

 

 

 

 

数年前の訪問時の確認ですから、記憶が多少薄れています が、

狛犬は戦闘機のパイロットとして郷里に凱旋飛行を果たした 記念として親御さんが奉納したものだったように記載があったと思います

本人はその後戦死されているようです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの石灯籠には

大正元年八月吉日 旭農場合資会社 社員一同

とあります

 

 

 

 

 

 



旭神社については、美瑛町旭で生まれ現在も同地で生活する高橋友江さんにお話を伺うことができました。 多くの地域神社が美瑛神社に横並び
する中にあってかなり頑な?に伝統を守り続けているそうです。何せ美瑛発祥の地だし、農協も自前の農協を組織していた地域ですから。
地域の葬儀のほぼすべてが地区の会館を利用して行われています。伝統に基づいたお手伝いがあるようで、ここでも、
「さすが旭」と思わせます。

 

そのⅠ
そのⅡ

 

美瑛町内には別格 の美瑛神社以外にも、各地に開拓者と共に地域に根付いた実に多くの地域神社が建立されています。農業形態の変化や地域人口の

変化によって現在 の様相は夫々ですが、日本各地からこの地に入植して、鬱蒼とした原始の森を切り拓いて来た人々の想いと歴史がありそうです

 

美瑛町 美瑛神社

美瑛町西町1丁目  美瑛神社跡地と美瑛農会種籾倉庫

美瑛町美沢 美 沢神社

美瑛町美沢 川向 金刀比羅神社

美瑛 町五稜 五稜神社

美瑛町  下宇莫別神社

美瑛町中宇莫別  中宇莫別神社

美瑛町上宇莫別  上宇莫別神社

美瑛町俵真布 俵 真布神社

美瑛 町上俵真布 上俵真布神社跡

美 瑛町朗根内 朗根内神社

美瑛町横牛 八 幡神社

美瑛町新区画 八 幡神社

美瑛町新区画ダ ム 水神宮

美瑛町美田  八幡神社

美瑛町留辺 蘂 留辺蘂神社

美瑛町美沢 川向 金刀比羅神社

美瑛町美馬牛  水天宮

美瑛町新星妙 見 妙見神社

美瑛町 置杵牛  明治神社

美瑛町 置杵牛の 奥で見かけた 鎮守の杜と社殿のない神社

美瑛町村山  日吉神社

美瑛町旭 旭 神社

美瑛町藤野  藤野神社

 

 

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