北海道日帰り温泉の旅

 

 

 

 

 

平成24年11月25日

November 25, 2012

 

東神楽町 忠栄 金刀比羅神社

東神楽の街から森の湯花神楽に向かう途上忠栄小学校付近の小高い山に鎮座する社です。

 

今時では珍しい碑が遺されていました。「武運長久」です。

 

 

 

昭和6−10年は凶作が続いた年ですので、「五穀成就」は悲願とも言うべき祈りだったのでしょう。

 

 

「昭和八年五月十九日平田部隊ニ属シ混成第十四・・・・満州に派遣セラル昭和九年二月二十七日・・・・・・帰ル凱旋記念」の文字が読み取れます。

国際連盟脱退を正式に通告したのが、同年3月27日、この後昭和16年の太平洋戦争へと突き進んでいくことになったのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

忠栄北区氏子一同となっています。正式な現在の番地はともかく、一帯は忠栄地区と言うことでしょうか。

 

 

 

 

碑銘は知識がなく読み取れませんが、碑文には

「大正十三年御料林野局より拝受」と記載されています。 この地を神社用地として譲り受けた経過を記載しているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旧社殿でしょうか。大正14年遷宮当時の建物かも知れません。

 

 

 

表現は難しいのですが、こちらの地神様はなんとも迫力のお姿です。

 

 

 

 

 

明治の痕跡は発見出来ませんでしたが、手水石は大正時代奉納のものでした。

 

 

 

 

 

 

金刀比羅神社

明治36年3月香川県讃岐金刀比羅神社より祭神御分魂をお迎えし忠別川流式東御料地19号に祠を建立奉納する。

大正14年9月10日東御料地19号より現在の南1番地区画外56番地金刀比羅山に遷宮、新宮に奉祀する。

と記されています。

 

 

 

 

 

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