平成23年10月30日
October 30, 2011
旭川市神居町豊里 豊里神社と豊里開基百年記念碑
豊里地区は神居古潭から芦別に向かう道沿いで旭川から考えると幌内山地の向こう側ですから、どちらかと言えば北空知と思える山すその地です。旧神居村の中でも、行政中心地とは遠隔であり
純農村地域です。土地柄か大規模な農家は少ないようですが、美しい水田地帯が続いています。
豊里開基百年記念碑
大正8年9月建立の「開発二十年」記念碑もあると旭川市の資料には掲載がありますが、今回は確認していません。
碑文
豊かな自然環境に恵まれた豊里は農業生産地域として栄え現在に至る。しかし、忘れてはならない先人が築いた苦闘の礎であることを。
明治三十一年四月香川県人西山源四郎氏が入地翌年八戸が移住し三十六名の人々により開拓の鍬がおろされて以来幾多の苦難を
乗り越え郷土の歴史が刻まれた。此処に開基百年に当たり先人の尊い労苦と遺業を讃え感謝と敬意を込め碑を建立し長く後世に伝えん。