北海道日 帰り温泉の旅

 

 

 

 

 

平成25年6月5日

June 5, 2013

 

上川町豊原 豊原国民学校跡地

 

上川町内から越路に向かう道路の脇に小さな記念碑がありました。妙岩寺さんの敷地でしょうか。

 

 

 

豊原開拓道路分基点跡

豊原をしのぶ会

 

 

由来

豊原の地は明治四十二年富山団体中山修作外七戸岐阜団体巣河誠美外十二戸の入植を端緒として最 盛期は四十数戸を数え

大いに生産を挙げたが、やがて地力の低下によって転出相次ぎ昭和十八年豊原小学校の廃止と共に 部落はその幕を閉じた。

茲に開拓者が開削した道路の分岐点にこの碑を建て先人の労苦とありし日を偲ぶものである。

昭和六十一年十月

 

碑に記載されている富山団体中山修作、岐阜団体巣河誠美さんの姓が建立者にもあります。豊原の 地を離れても上川町内の別

の地に移り、開拓者として道を切り拓いていったのでしょうか。大上川神社の合祀碑には豊原神社 が合祀されたのは昭和二十年

四月となっていました。

 

 

 

 

 

 

分岐点からは、現在の道をひたすら山道を20分ほど車で進むと豊原の地です。

現在は広大な牧場となっている地点に入ると間もなくおおきな桜の樹のたもとに「豊原国民学校 跡」の碑がありました。

学校跡をしのぶ痕跡は殆どありませんが、本当に山深いこの地に明治の末、開拓の志を持った人々 が入植して

一時代を生き抜いたことだけでも大きな衝撃です。

 

 

 

 

 

 

明治四十四年私立豊原教育所設置

昭和十八年廃校

となっています。

 

 

農事組合法人「豊原生産組合」の広大な草地です。500haの広大な面積の草地には一部残雪が ありました。

一般的な農業経営に適した標高300m前後の平 坦地との比較では勿論、標高400m以上の高台地である越路、白川、旭ヶ丘地区と比べても

豊原は600メートルと白川の大雪牧場の標高650メートに迫る高地になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上川町白川 大雪 牧場

上川町 大 上川神社


遠軽町丸瀬布 大平高原 大平小中学校跡の碑

 遠軽町白滝天狗平

美瑛町白金 白金模範牧場の早い冬

 

inserted by FC2 system