北海道日帰り温泉の旅
平成25年5月12日
May 12, 2013
上川町白川 上川町立白川小学校跡と白川地区
菊水地区から更に層雲峡の山地帯に分け入ったところが白川地区ですが、昭和四十六年に白川神社は大上川神社に合祀となっています。その時点で既に離農が相次いでいたものと推察されます。
今回は大雪国道を上川町の街から層雲峡に向かい、大きな大雪牧場の看板を目印に右折し白川地区に入りました。
大雪国道から白川地区への道も交通量はないものの舗装されています。
現在住民はいないようですが、作業場にでもしているものでしょうか。
大雪国道から入り菊水地区に右折する場所から右折せず数メートル進んだ場所に白川小学校跡の碑はありました。
白川小学校跡の碑
清川小学校跡の碑には次のような記載がありました。
大正七年 私設双雲別教育所設置
昭和五十八年四月 休校
平成三年七月 廃校
こちらの碑には
大正十五年七月真薫別小学校所属白川特別教授場設置
昭和五十四年三月廃校
清川小学校の方が長い歴史を持っていたようです。
校庭で子供たちの歓声を聞いていたであろうジャングルジムの中心から白樺の木が生育してこの状態になっていました。
小学校の痕跡でしょうか。
白川地区のこの道路沿いの平地もかつては水田として開発され、再び森林に戻った地でしようか。
放棄され自然に還ろうとしている家屋と農地がありました。
夢の跡ですね。