北海道日帰り温泉の旅
平成24 年9月9日
September 9, 2012
鷹栖町新
栄地区 住吉神社
明治三十
四年美瑛町に大規模な牧場を創設した藤野家が創始した農場がこの地の開拓の始めのようです。水利に恵まれれば泥炭との闘い、
大規模灌漑の必要性、洪水、冷害などなど幾多の困難を克服しての現在の姿であろうと容易に推察できます。それを見守っ
たのが大阪の
住吉大社と言うところがとても興味をひかされます。
住吉神社百年記念碑
明治四十一年、大阪人である藤野農場々主藤野四郎兵衛が、 大阪の住吉大社より神霊を奉伺して神殿を建立したのが創始であり、拝殿は大正元年十月に小作者一同の奉仕
で建立された。昭和五十四年に移築改装され、鳥居も建てら れた。この社の神霊は底筒男命、中筒男命、表筒男命の三神と神功皇后であり、いずれも人間の幸を守る神である。
低生産地の藤野地区は、昭和六年、七年、九年、十年と冷害 の連続で、農家経済の悪化はその極みに達し、負債整理対策の実行で、地域住民はその決意を守り神である
住吉神社に誓いをたて、守護を祈っている。変革する情勢の 中にあっても、氏子の強い絆で現在保持管理されている。
鷹栖町新栄地区栄魂の碑
新栄地区基盤整備事業
沿革
本地区は鷹栖町の中心に位置し元藤野農場及隣接一円を抱え
し泥炭地帯なの 大正初期当時の支配人菅隆三氏指揮をとり劣悪条件なりしこの地に人力のみにてかんがい排水施設
を造りしたくましき開拓の魂は驚嘆のほかなし 以来幾星霜 農業形態変遷するも先人の血と偉大な遺蹟を継ぐ農業者相集い置土
式基盤整備事業を意図し昭和四十八年 新栄地区道
営圃場整備促進協議会設立 和議相計り事業の進展を期す 茲に八年の歳月を経て歴史的大事業の完成を見たり 一同喜び一入なり 未来に大きく躍進する 新栄地区に幸多きを
念じつゝこの碑に刻すものなり
昭和五十六年十一月吉日
直ぐ近くにJAたいせつライスセンターがあります。
鷹栖町新栄地区 住吉神社
僅かの期間で 戦後開拓の幕を閉じた和寒町 東陵地区 旧和寒町立東陵小学校