北海道日帰り温泉の旅
平成25年7月21日
July 21, 2013
比布町南1線 棚瀬山
比布神社は明治32年、「石狩川河畔の瀬棚山に小祠が建立されたのに始まり」とされています。その歴史的ポイントはわずかにこんもりとし小さな小さな山ですが、
平坦な比布では遠方からでも目視可能で容易に到着できました。比布町では最古クラスの歴史的ポイントですから、標示や案内板などがあるかと思ったのですが、
なあ〜んにもありません。
比布の伝説
美少女カナチの物語
石狩川のほとりにあるタナセに住むカナチは、さえわたる如月の星空のように美しく冷やかな美少女でしたが、決して家を出ることがなかったので
カナチのうわさは神秘のベェールに包まれていました。 ある日、カナチは病気になった父のかわりに石狩川へ、アキヤンチ(鮭)を捕りに出かけました。
ところがカナチが外へ出るのを一日千秋の思いで待ちうけていた悪魔は、大きな沼貝(ピプウシ)に姿をかえて彼女を一呑みにしてしまったのです。
美しいカナチが死んだ川岸には、それ以来可憐な忘れな草が咲き乱れるようになり、コタンの人々はこれをピプウシと呼ぶようになりなした。
比布町観光協会
棚瀬山
棚瀬山
棚瀬山