北海道日帰り温泉の旅

 

 

 

 

平成25年7月21日

July 21, 2013

 

比布町十号   比布町立比布小学校西分校跡

 

ネット上に「北海道の廃村・限界集落」として登場している比布町十号を訪ねることにしました。 ネット上では「10号の沢」となっていますが、手持ちの地図上では地名は見つからず今回は

「10号」としておリますが、地域の人たちの中では一般的な地域の呼称があるのでしょうか。主 として戦後の入植、開拓により切り拓かれ短い期間で衰退の道を歩んだ地域のようですが、

戦後の開拓当時とは違って、北比布駅方面から沢伝いに取り付けられた道路は蘭留駅北部の比布 24区を抜け国道39号線と結んでいます。

 

地名のない比布町で、この小学校跡地を探索するのはなかなか至難でしたが蘭留駅より和寒町方向 へ僅かに進んだ地点にある道路から10号を目指すことにしました。線路を渡って

間もなく比布24区会館があり、地神碑が祀られていました。比布は26の行政区のようですか ら、この周辺も後発の開拓地であったことでしょう。訪ねる地点は第26区と最高尾に属し

ているようです。


 

 

比布24区会館前には地神碑と丸金の文字のある碑が並んで建立されていました。金比羅様を祀っ たものでしょうか

碑に読み取れる年代等はありませんでした

 

 

 

24区の集落は数戸で、直ぐ山道に入り、車ですと数分で峠に到着ここから先が「10号」と思わ れます

峠付近は意外な拓け様です。

 

 

 

 

 

道路沿いには畜産関係の比較的大きな建物も数戸見られますが、周囲に広い放牧場、採草地が得ら れない沢沿いですから酪農地帯の印象も受けません

 

 

植林されている沢沿いの地です。

 

 

狭い沢沿いの平坦地は、一旦開拓されてその後放棄された土地のようです。

 

 

 

 

 

道路から下りてみると、建物の跡が残されていましたた

基礎の頑丈さから考えて、短い期間の開拓の後、この地を離れた戦後の開拓者の痕跡ではないかも しれません

 

 

 

 

五右衛門風呂ではないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山道を下って小さな枝道を見つけました。僅かの平坦地が両横に広がっています。もしやです

 

 

 

施錠された鎖の右内側には何も発見できませんでしたが・・・・・・・・・

 

 

 

左手には何か建造物がありました

 

 

 

昭和31年4月1日比布小学校西分校として設置   昭和40年3月31日閉校ではなく、廃校 と記されています

 

 

 

 

 

徒歩にて進んでみましたが、未舗装の道路はかなり確りしたものでこの先にも入植者が入っていた もののようです

 

 

 

 

 

北比布駅方向からは、「旭川北28」の標示のある高速道路のアンダーパスをくぐって真っ直ぐの 地域が10号のようです

 

 

比布神社

比布町北3線6号 鈴 木 邸

棚瀬山

宗谷本線比布駅   宗 谷本線北比布駅   宗谷本線蘭留駅

比布町立比布小学校西分校跡

比布町  東栄之礎

 

 

 

 

 

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