北海道日帰り温泉の旅
平成25年5月5日
May 5, 2013
上川町 日東地区の地神さん
周辺に営農を続けている農家家屋は見られないのですが、ほんの僅か小高くなっている場所に一目で素人仕事でない施工で建立されています。
周辺の様子や注連縄の様子から現在も手厚く護られている様子も不思議なほどです。
昭和四年という年代にこれだけ完璧な地神さまが建立されているのは、この地域に大きな活力があったのでしょう。
上川町の市街地から進む場合は上川国道と大雪国道の分岐部から大雪国道を僅かに進んだところで両国道を結ぶ道路を左折直ぐの場所でした。石北峠が開通するのは、昭和32年ですから、
現在の農地の広がりから見ると最奥地に思われますが、この碑の建てられた昭和四年当時はもっと奥の標高の高い地域まで開拓されていたのかも知れません。
現在の周辺の農家戸数から考えると驚くほどの数の氏名が彫りこまれています。
北海道電燈株式会社は現在の北海道電力でしょうか。
又、荒井合名会社は現在の清川から層雲峡まで私費で自動車道を造った現在の荒井建設の創始者の会社ではないでしょうか。