北海道日帰り温泉の旅
平成24年12月2日
December 2, 2012
幌加内町 幌加内神社
幌加内町は大正7年上北竜村(現沼田町)から分村。現在は廃線となってしまった
深名線が幌加内まで開通したのが、昭和4年と本格的な開拓が進んだのは近年に
なってからのことと思われるが、明治35年には幌加内神社の元となる「小祠を
建立」と神社庁のホームページにあるので、明治35年には定住者がいたのでし
ょう。
とは言え、現在でも人口密度の低さは日本一、最低気温の記録も日本一、そして
蕎麦も日本一を自認する幌加内町です。
注連縄のある鳥居は案外少ないのですが、稲作北限の地とは言え瑞穂国の聖地にはよく似合いますよね。
奉納された年代等の情報にも触れたかったのですが、12月の幌加内でそれはちょつと無理と言うものでした。
崇祖
幌加内の忠霊碑を未来永劫に祀るべく
幌加内の祖霊神を合わせ祀りて
貴きご遺徳に感謝の誠を捧げます
とあります。他ではあまり見られない様式かな?
これまで見慣れた神社と、どこか違っているように思って比較したら窓が広く
とられていない点でした。日本一寒い記録を持つこの地で内地仕様では無理が
あるのでしょう。頑強で壮麗な鉄筋コンクリートの社殿も悪くはないのですが
、この地のこの社殿は幌加内の人達の気持ちが伝わるように思えます。