北海道日帰り温泉の旅

 

 

 

 

平成25年6月9日

June 9, 2013

 

東神楽町 ひがしかぐら森林公園 東神楽遊水池の水天宮

 

太平洋戦争のさなかの建設で、中国人強制連行、朝鮮人連行 などの暗い歴史の影が掘り起こされつつある遊水地の一つですが、現在は温泉施設、
キャンプ場、各種運動施設などが整備され、町民のみならず近在からも多くの人々が集う人気の公園となっています。今回は多く の施設が集まる
側ではなく、パークゴルフ場のある対側に廻って水神宮と出会いました。

 

 

「東 和土功組合は 昭和17年認可、昭和27年東和土地改良区に組織変更、旭川市の東部、東川町、東神楽町で 8,971haにまたがる地域」とのことです。

 

 

 

 

この遊水地は、江卸発電所設置に伴う水温上昇補償施設とし て幾多の紆余を経て昭和二十三年設置されたものであるが、当初より取水施設等が

不十分であったため、その後忠別川第ニ頭首工の新設、隧道 巻替工事 池上流部の拡張等の工事が昭和三十八年~四十三年に亘り忠別川右岸

 東神楽地区両道営かんがい排水事業によって施工された

然しながら池本体は老朽化が甚だしく漏水の危険と水温上昇 機能の低下を来したためこの対応工事につき熱願のところ幸い道営老朽溜池事業として

昭和四十六年着工同四十九年完工を見るに至った因ってこゝ に碑を建て先人の労苦を偲び祝意を永世に伝えたい

昭和五十年六月十日

 

 

 

昭和四十六年から四十九年にかけて行われた大規模改修工事 の完工を記念して設置されたもののようです。

 

 

 

農業に直接係わりの無い筆者などは、開拓直後の大凶作が近 年殆ど無くなったのは水稲の品種改良によるものとと単純に考えていましたが、実はたゆまざる

努力の積み重ねによるもので、遊水池もその一つなんです ね。

 

 

 

 

 

忠別川から導水され遊水池で暖められた水が勢い良く流れ出 していきます。東神楽町の広大な水田を潤しているのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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