北海道日帰り温泉の旅
平成24年10月21日
October 21, 2012
美瑛町旭 彰徳碑と旧美瑛町立旭小学校
美瑛町旭地区は、兵庫県赤穂の人で若くしてカナダ、アメリ
カで農業を学び、同志と図って合資会社を設立明治27年旭地区に入地。これが美瑛町発祥の地とされています。
明治44年には乳牛87頭を飼養するに至り起業は一応の成功を見るが、大正2年の冷害、大正4年の大水害により経営は板谷商
船株式会社にゆだねられたとされています。
美瑛町文化財第一号の指定を受けている高橋北修筆の絵画に
は、大正2年の「味噌桶を煮て塩分をとる」大凶作時の農民の絵と大正4年宇莫別川の氾濫で死者48名を出したと
きの模様を描いたものがあり、美瑛町郷土資料館に陳列されています。
旭の彰徳碑は板谷商船株式会社の経営する旭農場の自作農創 設を記念して建てられたものでした。昭和18年と刻まれています。
旧美瑛町立旭小学校
明治33年4月には美沢に第一簡易教育所が開かれ、一年後 の明治34年2月旭農場簡易教育所が設置されています。
平成21年3月31日休校。現在公民館として使用されてい るようです。
旭地区ってなんとなく丘陵地帯のような気がするけれど、美
瑛最初の入植地は辺別川沿いの平坦地だったようです。
美瑛町 旭地区 彰徳碑と旧美瑛町立旭小学校