北海道日帰り温泉の旅
平成25年4月14日
April 14, 2013
遠軽町旧白滝 旧白滝小学校跡と旧白滝神社
厳 冬期に一度旧道に入って旧白滝小学校跡と旧白滝神社を探索しましたが、吹き溜まりにより遭難 直前の状態に陥り断念、今回二度目の訪問で目的地到着です。
強 いリーダーシップを発揮する長を持つ大きな団体の入植地や、国策の屯田兵入植地では、規模の 大きな神社、学校が早くから整備されることが多いものですが、
旧 白滝の学校も神社もこじんまりとしています。標高330Mと記されていますから、山間部とし てはまずまずの値、団体入植可能な面積がなかったのでしょうか。
紛 らわしいのですが、旧「白滝小学校」ではなく、「旧白滝」小学校です。
大 正二年私立白滝教授所として授業を開始したとあります。
明 治45年白滝、上白滝に紀州団体45戸の入植が白滝発祥とされているので、旧白滝地区もこの 地域としては早くから拓かれた地域といえそうです。
大 正四年瀬戸瀬尋常小学校所属との記載はこの地域が、北見方面から拓かれてきたことを物語って いるのでしょう。 当時丸瀬布はまだ、街を形成す
る に至っていなかったのでしょう。
お 隣の建物には強面の犬が昔ながらの飼育法で繋がれていましたが、性格はとても良さそうでし た。
旧 道を丸瀬布側から白滝の街方面に僅かに進んだところに旧白滝神社はあります。とても小さな社 ですが、数少ない氏子によって大切に護られて来たのでしょう。
久保田氏の合気 道ゆかりの地白滝紹介ページには大正2年7月 創建と記載があります。古さで言えば、定住者のための社としては、白滝地区最古のようです。
こ の小さな地域でも、先ず学校、そしておらが住民の神社の順で厳しい開拓生活の中から費用を捻 出したのでしょう。
白滝在住の合気道家 久保田による
「平 成九年頌徳碑記念」の文字が読み取れる布がガラス越しに見えます。
ひょ つとすると、上白滝神社に建立されている頌徳碑の建立記念品でしょうか。ちなみに上白滝神 社の頌徳碑は誰の徳を讃えているのか詳細の全く不明な謎の碑です。
頌 徳碑ですから、せめてどなたの功績を讃えているのか位は彫り込まれていると良いように思いま す。
と ても小さな社ですが、手入れは行き届いているようです。
踏 み切りを渡って旧道から国道に出たところに酪農家がありましたが、どうやら本業は廃業し現在 は犬の繁殖場となっている様子です。旧白滝駅は踏み切り右側直近のところです。
地 域的には酪農主体の地区のようです。
石北本線 旧天幕駅ー旧中越駅ー 旧上越駅ー旧奥白滝駅ー上白滝駅ー 白滝駅ー 旧白滝駅 ー下白滝駅ー 丸瀬布駅ー 瀬戸瀬 駅
遠軽町白滝 白滝神社と開基65年、開村30周年記念拓魂の 碑
遠軽町 旧白滝 白滝村開拓の碑(旧白滝開拓の碑)
遠軽町旧白滝 小さな産業遺産・山崎家の澱粉工場跡