北海道日帰り温泉の旅

 

 

 
 

平成25年3月20日

March 20, 2013

 

美瑛町 上宇莫別 上宇莫別神社

 

旧宇莫別小学校から僅かに上流部に進んだ場所に上宇莫別神社はありました。旧宇莫別小学校の傍らに建立されている宇莫別地区開基百 宇莫別小学校開校九十周年記念の碑には

「宇莫別地区は明治三十五年佐々木久太郎氏の入植以来最大百七十戸余りの聚落を形成するに至る」とあります。現在は疎らに農家が点在する様子ですが、賑わいのあった時代も

あったようです。

 

 

鳥居の前は除雪でうず高く積まれた雪のバリケードで、進入は困難ですし、農家住宅からの迂回も不能の模様で今回は位置の確認で終わりました。

昨年上宇莫別神社を訪ねた折にはこのような鳥居は眼につかなかったように思います。新築されたのかも知れません。

 

 

木立の中に見える小さな建物が社でしょうか。別の資料によれば、宇莫別は明治31年 奥山農場、。明治38年 入江農場の入植によって開拓が始められたとのことです。


入江農場は上宇莫別にあったようですから、明治38年以降のそう遅れない時期にこの神社も創建されているでしょう。

宇莫別地区開基百 宇莫別小学校開校九十周年記念の碑の芳名板には五十八名中入江姓の方が七名記載されています。子孫の方々でしょうか。

 

 

 

宇莫別出身者にどちらの出ですか?と尋ねると、下宇莫別出身者は「下宇莫別出身です。」と必ず答えます。単に「宇莫別出身です。」と答えたら多分

中宇莫別か上宇莫別の出身者です。下宇莫別には「奥地と一緒にされたくない。」上宇莫別、中宇莫別には「こちらが、宇莫別の中心だ。」といった

微妙な意識があるのかも知れません。勿論ただの偶然かも知れません。

 

 

 

下流方向に戻った中宇莫別地区では既にトマト栽培の準備が進んでいるようでした。二重のビニールハウスと思っていたら、実は三重になっているそうです。

「今年は日照時間が短く、灯油代が余計にかかる。」と保養センターで知り合ったトマト栽培農家の方が教えてくれました。

 

 

 

 


美瑛町上宇莫別 雪どけを待って上宇莫別神社再訪

美瑛町 下宇莫別神社

美瑛町 中宇莫別神社

美瑛町 上宇莫別神社

宇莫別地区開基百 宇莫別小学校開校九十周年記念の碑

 

 

 

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