北海道日帰り温泉の旅

 

 
 

 

平成25年3月17日

March 17, 2013

 

美瑛町 白金温泉 白ひげの滝と十勝岳火山砂防情報センター

 

白金温泉から十勝岳火山砂防情報センターへは、美瑛川に架 けられたブルーリバー橋を渡り、シェルターとなっている長い長い階段を上り続けなければなりません。

泥流の恐れのあるときは、通常の道路が泥流の流れるコース になってしまいますので、災害の危険が生じた場合は確実な避難路となるでしょう。

十勝岳火山砂防情報センターからは美瑛町置杵牛に繋がる道 路が利用できます。

 

 

ブルーリバー橋からは白ひげの滝が一望できます。

 

 

 

湯元白金温泉ホテルです。こちらの露天風呂からもブルーリ バー橋上から白ひげの滝を観光している人達の姿が良く見えていました。

 

 

 

右上が大雪山白金観光ホテルです。

 

 

 

 

 

 

 

昇りきったところです。若い人でも例えば年寄りを背負って この階段を上りきるのはかなり至難でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

施設の見学は無料です。まず、15分ほどの3D映画を。火 山と火山災害のものでした。

 

 

 

十勝岳噴火の年表がありました。短い周期で爆発を繰り返し ています。

 

 

 

大正12年丸谷温泉温度上昇湧出量増加とあります。温泉施 設は大正15年の大泥流を伴う噴火によって尊い命と共に姿を消してしまったようです。

丸谷温泉は現在の望岳台近くにあったようです。現在の白金 温泉付近にあった冷泉畠山温泉もこの噴火で姿を消してしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昭和37年の噴火 では硫黄採取作業員14名と火山活動調査のために入山していた旭川地方気象台の職員2名のうち、作業員5名が死亡(うち 1名は行方不明)と

「かみふらのの郷土をさぐる会機関誌」に記載があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

危険を侵し採取された硫黄も展示されていました。「昭和 37年の爆発直前には純度100パーセントに近いものが大量に採取された。」とあります。

 

 

 

 

災害発生時にはこちらの映写室、展示室などが収容施設とな るのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

ブルーリバー橋は車の通行も出来る構造のようですが、対岸 からは勿論車道は繋がっていません。

 

 

 

 

 

ブルーリバー橋から下流を望んだところです。

 

 

 

 

 

 

 

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