北海道日帰り温泉の旅

 

 

 

 
平成25年2月10日

February 10, 2013

 

深川市音江 旧鷲田農場事務所(旧音江村庁舎)

 

昭和38年に合併して深川市となる以前は音江は音江村でしたから、音江町自体でまとまりのある地域となっています。この地域の開拓の先陣をきったのが福井県人

鷲田軍蔵の鷲田農場で、当時の農場事務所が残されています。

現在は高速道路IC、国道12号線沿いの深川道の駅、まあぶオートキャンプ場、入浴施設もあるアグリ工房まあぶ等があり近隣からの訪問も多い地域です。

 

深川道の駅は近隣市町村の道の駅の中で最高の人気を維持すしています。地元の産品を生かした軽食から、確りとしたお食事まで、また農産品のお土産など豊富な陳列です。

 

 

鷲田軍蔵は農場経営の傍ら音江郵便局長をつとめ、村会職員でもあったとのことですが、国道12号線から集落に入ってその郵便局を目印に左折すると案内があります。

 

 

ちょつと小ぶりのヨーロッパ貴族の館のような外観です。定年まで大過なく勤め上げた小生のマイホームは多分あの右端の出っ張り部分くらいでしょうか。明治25年に未開地の開墾を始め、明治43年頃には

この建築が完成したとありますから、20年を待たず開拓は軌道に乗ったと言うことでしょうか。北海道開拓はなんとなく裸一貫で開拓魂で未開地を切り開いてきたイメージですが、実は資金のある農場主が

小作人を雇って比較的大きな面積ちを切り開いてきたのが大方の様子のようです。

 

 

北海道新聞「旭川と道北の建築探訪」に掲載されている写真では、側面一階の窓、玄関が全く別の構造となっています。また、基礎部分

がかさ上げされているものか背丈が高く見えます。

 

 

 

 

 

 

昭和5年から町村合併の38年まで音江村役場庁舎として使用されたとあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

積雪期ですが、周辺もかなり丁寧に除雪がなされていて文化財として大切にされているようです。駐車スペースも確保されているので、見学は容易でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音江神社

 

 

 

 

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