北海道日帰り温泉の旅

 

 

 

 

 

平成25年1月14日

January 14, 2013

 

東川町 旭岳温泉 グランドホテル大雪

 

東川町のホームページによれば、「旭岳温泉は、大正3年(1914年)に、阿久津啓吉が温泉の湧出を発見してから始まります。この地域はかつて勇駒別と呼ばれていて・・・・・・」と記載があります。

しかしながら阿久津啓吉はここに湯小屋を建てたところで歴史から消え去っており、、旭岳温泉の開発は天人峡温泉にはるかに遅れをとったようです。東川町郷土館の解説では昭和25年ごろ

から温泉旅館が出来たとあります。竹薮温泉と呼ばれていた頃の利用者は林業関係者だったのでしょうかね。

 

 

今回は「旭岳温泉のいずれかの施設を」と目標を定めず訪問。除排雪のひどく悪くなった旭川市内と比べ豪雪間違いない旭岳温泉への道はとても良好な

状態。吹雪くと道幅が分かり難くなるが、好天に恵まれた日は冬道に慣れたドライバーには快適さを感じるほどです。旭川市内から一時間少々で旭岳温泉

到着です。

 

 

 

 

温泉街の入り口駒止めの滝付近からの光景です。旭岳(2,290M)の正面に見えるのが日本秘湯を守る会会員の五つの源泉を持つ湯駒荘

です。湯温はやや低めで、熱め好きの方は物足りないかも知れません。とりあえず今日は確り温まりたい希望が第一でスルー。

 

 

 

 

こちらはグランドホテル大雪。沢山の源泉を持つ訳ではないようですが、湯量豊富、あつ湯からぬる湯まで選択は可能。

 

 

 

とりあえず道の突き当たりロープウェイ駅まで行って、下りながら入浴先を選択することに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテルベアモンテはお高く接客も、入浴料も>しかも特別な長所も感じなかったのでやはりスルー。

 

 

 

アートヴィレッジ 杜季 はこだわりの宿泊施設で日帰り客の受け入れなし。

 

 

 

白樺荘も今日は気乗りしない。

 

 

 

ラビスタ大雪山は豪華だけど、やはりお高くとまっているところが嫌でパス。

 

 

 

ロッジ・ヌタプカウシペは最後まで選択肢に残ったが、「大きな浴場貸切状態で」の本日の希望にそぐわずこちらもパス。

 

 

 

ホテルディアバレー も日帰り客を受け入れていないし・・・・・・・・・・・。

 

 

「ここはやはりグランドホテル大雪か。」

 

 

 

3日の豪雪によるものでしょうか、屋根の雪と雪庇は半端ではありません。

 

 

 

十勝岳温泉凌雲閣が標高1280m大雪高原山荘が標高1260 m十勝岳温泉カミホロ荘は標高1200mと標高の高い地点の湯は他にもありますが、勇壮な旭岳を望む旭岳温泉も山深く分け入った高山の温泉です。

 

 

 

ロビーは節電しており薄暗く、昨年閉鎖情報が乱れ飛んだことから考えても盛況の模様ではないのでしょう。

 

 

フロントで声をかけるとちゃーんと人が出てくるから心配はありません。

 

 

 

貴重品は男湯と女湯の入り口の間にあるコインロッカーを使います。要100円。

 

 

三連休の最後の日ですが、期待に違わず男湯には先客ゼロでした。 いやいや後客もゼロでしたが・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

外観はそこそこ近代的なデザインで悪くないのですが、浴場の各施設は老朽化してそれならそれで伝統を感じさせるものがあれば良いのですが、中途半端なところが集客にマイナスに働いているのでしょう。

旭川市内の友人の中にはグランドホテル大雪を一押しにする人が多いのですが、裏返すとそれが穴場の由縁でもあります。

豊富で鮮度の良い湯と快適な湯温。そこだけにこだわっての選択なら此処でしょう。

 

 

 

高いところから落下する湯の下の浴槽がやや高めの温度の43℃になっています。

 

 

 

 

次の浴槽まで浅瀬を流れていく間に湯温が下がって41.5℃になるようです。

タイル表面は温泉のミネラル成分によるものか。黒く変色しています。旭岳温泉のほかの施設でも同様な例がみられ、似通った成分なのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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