北海道日帰り温泉の旅

 

 

平成25年1月13日

January 13, 2013

 

上富良野町 吹上温泉 白銀荘

 

今回は旭川から東神楽町経由美瑛町の旭、五稜、留辺蘂を抜 け美馬牛に出て上富良野を訪ねるコースでした。旧西美小学校を再活用した西美の杜美術館

<榎木孝明水彩画館・大野勝彦美術館>は上富良野町との境界に近い留辺蘂地区にありま すが、今回は立ち寄りしていません。

旧美瑛町立 西美小学校は大正7年9月5日開校平成 15年3月閉校、美馬牛小学校に統合されたようです。

この地域は大農場が中核となって拓いたのではなく、大正元 年多くの個人入植者が入地、大正6年の豌豆、澱粉成金誕生も経験したものの、度重なる凶作にも

あいながら丘陵に広がる現在の豊かな畑作地帯が形作られて きた歴史を持つ純農村地帯です。直ぐ近くに留辺蘂神社と留辺蘂百年記念碑があります。

 

 

 

 

上富良野町の街から十勝岳を上ること16キロほどで吹上温 泉に着きます。直前に吹上露天の湯があり、なんとやや荒れ気味のこの日も利用者がいるようです。

簡単に雪に覆われてしまうこの日も駐車場は完璧な除雪がな されていました。筆者は3日以来の豪雪との闘いに挑戦する意欲減退し、スルーです。

 

 

 

良く整備されているとは言え、夕刻からは道路事情は最悪と なる危険も多いので早い時間の利用をお奨めします。

 

 

 

吹上温泉白銀荘到着。こんな天候でもそこそこの訪問者がい て、さすがに人気の温泉です。 車の運転に自信の無い方は町営バスが運行されているのでそちらを利用すると良いでしょう。

 

 

 

天候の良い日は白銀荘左手の斜面でスキーやスノーシューで 遊ぶ若い人達の姿が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

ヒバの湯は板が張替えられ、温泉注ぎ口も奥にあったものが 手前に付け替えられていました。浴場内壁も全面板張りの白銀荘ですが、
壁は道産の木材使用でしょうから、浴槽の材料には特にこだわってヒバを取り入れたものでしょうか。木の香は心が落着きます。

 

 

 

岩風呂は奥が気泡風呂になっていて、ややぬる湯ですが、こ ちらを好む人が多かったように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湯量はとても豊富で勢い良く注ぎ込まれています。

 

 

 

 

 

露天風呂も三つの浴槽からなり、下流に行くにしたがって湯 温が低くなります。露天でもぬる湯が好まれていたようでした。筆者的には高温の湯が好みですから、丁度良かったことになりま す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吹雪の中で露天風呂を堪能するのもたまらない魅力ですが、 さすがに吹上露天の湯は冒険になってしまいそうで、今回は白銀荘で納得です。

 

 

 

 

 

露天風呂の通路は温泉水で融雪されているのでこの季節でも 心配なく歩くことが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

源泉掛け流しと一口に言っても、湯冷めしてしまいそうなぬ る湯では「加温して欲しい。」と思ってしまいます。その点こちらは豊富で十分な温度のある湯

で好みに合わせて選択できる施設の構成になっています。さ すがです。

 

 

 

サウナも併設されていますので、水風呂もありました。

 

 

 

 

 

かすかな金属臭を感じます。鉄イオンのせいでしょうか。

 

 

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上富良野町  JR富良野線上富良野駅


 

 

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