北海道日帰り温泉の旅

 

 

 

 

平成24年12月30日

December 30, 2012

 

白金温泉 国民保養センターで平成24年日帰り温泉の締めくくり

 

白金温泉 国民保養センターは30日が平成24年最終営業日でした。正月の休館は6日までですが、月曜日がお休みですので、7日までお休みだそうです。

露天風呂なし、眺望皆無、浴槽一つ、のシンプルさですが、湯の鮮度の良さは抜群で筆者のお気に入りの施設です。

 

たまたま居合わせた美瑛の農家の方の話では、国民保養センター改装期間中は大雪青年の家の温泉を利用させてくれたとのことで、こちらは黒っぽい湯の花が浮く

見た眼にも泉質が大きく異なる湯だそうです。残念ながら青年の家ですからねえー。

 

 

 

 

 

 

玄関前の池は豪雪のこの時期にも健在でした。やはり自然湧水があるのでしょう。現在アトピー性皮膚炎克服のための宿に衣替えした山辺の家族は道路向かいで、

かつては日帰り入浴にも定評のあった星の灯屋さんです。豊富温泉はアトピーりの方たちが多く滞在し療養に大きな効果があるとのことですが、こちらも多くの経験

でノウハウを積み上げて病んでいる方々のオアシスになってくれれば素晴らしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

圧倒的なこゆさです。手ごろなナトリュウムイオンは適度な温度の湯であれば、体はポカポカ、湯冷めしにくい泉質です。こちらはぬる湯希望の方には少々不適かも。

 

 

 

  

 

視覚的にはつまらないのですが、源泉は浴槽の中に直接注入され、上澄みがパイプの穴から排出する仕組みになっています。奥の銀瑛荘は浴槽の縁から

あふれ出しているおりそちらの方が見ごたえはありますが、源泉そのままにと考えると国民保養センターに軍配が上がるかも知れません。湯の温度は少なく

とも43℃はあり、夏場の蒸し暑い日は逃げ場がなくやや閉口しましたが、冬場に加温なしでこの温度を維持できているのは白金温泉でここだけのように思

います。

 

 

 

 

 

左隅の小さなエリアが常連さんの一休み場所のようです。ゆっくり湯に使って汗が吹き出してきたら、地元の人達とのあれこれ会話も楽しめます。

 

 

 

 

 

夏冬通して窓は開きません。ここは良質の源泉だけを愉しむところです。

 

 

 

 

 

300円(地元の65歳以上の人は100円)と格安の入浴料ですが、シャンプー、ボディソープ、石鹸などは用意されていませんので予め準備して訪問することが必要です。

節水型でないので、使いやすい蛇口です。桶や椅子は使用後みんな自分で片付けて帰るお行儀の良い施設で、それもこの施設の良さです。

 

 

 

 

 

 

 

一階に浴場がありますが、玄関は二階ですので、地下に下りて浴場に行く気分です。

 

 

 

二階の玄関とロビーです。写真右側に受付があり、住所氏名を記入履物を受付横の小部屋に収納して入館します。

町の施設ですが、新設な受付の人が気持ちよく迎えてくれます。帰りがけに「ありがとうございました。」なんて言われ

ると「いやいやこちらこそ。」と感謝ですね。

 

 

 

 

 

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