北海道日帰り温泉の旅

平成24 年7月9日

July 9, 2012

 

美瑛町  美沢開拓の碑 丸山公園開拓記念の像 美瑛町朗根内開拓100周年記 念碑 他

白金温泉からの帰路に美瑛町美沢にある開拓碑に立ち寄りま した。


北海道製麻会社、帝国製麻会社などの刻印が見られます。

戦後開拓地として開放された旧陸軍用地なども含まれていた ようです。


 

 

 

 早崎翁彰徳碑



 

こちらは美瑛町畜産センター跡の乳牛感謝の碑。こちらに多 くの家畜関係の碑が集められているようです。

2021.08.10 現在旧畜産センター跡からはすべてが撤去されています。筆者にも行先は不明です。

 

 

 

 

 

 

 

今の時代に<愛馬会>?と思いましたが、次に立ち寄った丸 山公園の開拓記念の像で開拓と馬の係わりがいかに深かったかを知ることとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは丸山公園の開拓記念の像。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美瑛町朗根内神社にも立ち寄り、記念碑を読み解こうと思い ましたがなかなか判読が難しい状況です。
朗根内開基百年碑



朗根内の地も御料地貸下げからの開拓だったようです。

 

朗根内しはアイヌ語で「深い沢」「清き水の流れるところ」の意
朗根内の地は、明治40年3月に帝室林野局より御料地として貸下げ
になり、翌41年3月多くの希望者の中から選ばれた47戸の先人達が
入植し、開拓の鍬を下した。遠く故郷を離れうっ蒼たる樹木が繁茂
する原野を新天地とすべく、艱難辛苦に耐え、自然災害や凶作、戦
争など幾多の困難を英知と努力と団結で乗り越え、この美しい実り
豊かな郷土を拓かれたことは、先人たちの労苦の賜である。地域住
民一同、深甚なる感謝の意を表し、その功績を永く讃え、益々の繁
栄を誓い、開拓100年を期し、ここに記念碑を建立する。
平成18年9月5日

 

 

 

 

明治41年3月15日入地

開拓者三十一名片山舟木・・・・・・・・・・・・

地名ローネ内アイヌ語で深い沢の意水田試作一線十字路の角 ニテ三段歩

大正四年大洪水田畑五十町歩流

昭和四年朗根内郵便局設置

昭和十八年朗根内東川町間道北バス運行開始

昭和二十二年旭川厚生病院朗根内分院設置

昭和三十一年開拓五十周年記念植樹神社境内山桜五十本

戸数百十五戸人口六百三十七人

などが読み取れます。

 

死者55人を出した大正4年の大水害も刻まれています。

大正2年はひどい凶作で食料に困窮したと郷土資料館にその 油絵が展示されていましたが、その前後の記述は判読困難です。

 

 

 

 

 

朗根内を通るときに見かける神社の桜は昭和31年に開拓 50周年を記念して植樹されたとあります。

桜の季節に通りがかったら、また違った見え方がするかも知 れません。

 

 

 

 

 

大雪山国 立公園 白金温泉 不動の滝


 

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